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【池川明 チャンネル】

第110号 産科医は、産後の子供に積極的に関わっていくべきか?

《内 容》

本来は、あの~、産科医はお産だけ、とかね、え~、生まれた後の子供は小児科がっていう風に、え~、今、大体はそう考えてるんですけども・・・、

妊娠・出産・育児って・・・、やっぱ医療とはちょっと違うと思うんですよね・・・、あの~、健康な人が多い、そういう人達を医療者が診ていくっていう・・・、ちょっと特殊な領域である訳ですよねえ・・・、

う~ん、でもやっぱりその~、医者だから、特に病気に特化して診ていきたいっていうのがどうもあって・・・、健康な人は逆に放っとかれる、みたいな感じなんですけども・・・、

あの~、やっぱ子育てとか見ていくと、その、妊娠中、出産時、それから産後のお母さんの気持ちとか家庭環境ってとっても大事なんですよね・・・、

う~ん、だから、健康な子を産むというだけではなくて、健康な・・・、え~、大人にしていく為の、え~、一つの何か補助的なものとして、医療っていうのが・・・、なんか在って良いんじゃないかな~、っていう考えがあるので・・・、

あの~、産科医がもっと積極的に・・・、あの~、子供達の将来・・、どういう・・・、自立・・、私はこう・・・、自立した大人とかですねえ・・・、にしてもらう為の・・・、え~、まあ、基礎っていうのはどうも・・・、妊娠中、出産時にあると思っているので・・・、

まあ、そういう長期的な・・・、人の一生を観たところでの”産科学”っていうのが、あるんじゃないかな~、と思うんですね・・・、

そうした場合に、あの昔から産婆さんがよく地域で・・・、その・・・、まあ産科医の先生もそうなんですけど・・・、全部見てましたから、子供をね・・・、

だからその、ずうっ~とその家っていうものを、子供からお爺ちゃん、お婆ちゃんまでこう・・・、見て、よく分かってる人達が多かったのですけど・・・、

今はもう、病気の時だけ関わる・・・、だから、その家っていうものを見てない時代に変わってきたので・・・、

敢えて今の時代の医療の中で、そういう家族というものを・・・、え~・・・、見ていける立場にあるのが産科医なのかなあ・・・、という気はするんですね・・・、

だからもっと積極的に、子供に対しても・・・、産科医は、あの~・・・、病気はね、小児科が診るは良いんだけども・・・、

病気でない子供達・・・、え~、特に健全に育つ為にどうしたら良いか、っていう智恵を、やっぱり産科医がもっと積極的に関わっていけば良いんじゃないかな~、とは思いますよねえ・・・、はい・・・、

 

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