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【飛谷ユミ子 チャンネル】

第127号 子供を育む愛情の定義、”幸せだなあ”がポイント!

(質問)
親が子供に愛情を与えて育てることが大事だっていう話があったんですが、あの~、子供を愛してない親はいないと思うんですよ、

要するに、みんな「私は子供を愛している」って思って育てている様な気がするんですが、

その愛するという方法が人によって違うと、私はこの子をちょんとしっかりとこの社会に適応出来る様に、まあ勉強が出来る様にとか、そういう風にこう、優秀な子に育てるという、厳しくですよね、

それを愛情と思って一生懸命やる親もいるじゃないですか?、

そういう事よりも、自主性を重んじて、自分がホントに好きな事をやれる様にっていう事で大らかに見守るっていうタイプの親もいれば、しつけようとする親もいる訳ですよねえ、

それどっちも愛情は愛情だと思うんですけど、それはでも、ひょっとして愛情と思っても、先生が仰る様な感じとはちょっと違う・・・、

あんまり良い方向に行かないケースもあるんじゃないかなあって思ったりもするんです・・・、つまり愛情の定義っていうんですかね?、

(飛谷先生)
それ難しいですよねえ、まずその愛情の定義っていうことになった時には、動物的な愛情ですよねえ、

動物的な本能的な・・・、う~んそれはねえ、私も面白いなあって思うんですけど、これは理屈理論のものじゃなくて、自分が体験してきたもの?、

で、受験にしろ何にしろ起こり得る事が、お母様は自分が受けて来た通りに子供にするんですよねえ、

優秀なお母様でも、まあ俗に言う優秀なねえ世の中で、普通のお母様でも、その通りにやってくるという・・・、

ここが一つの原点で、その時にあんまり良い環境というんでなかったら、修正していくと良いと私は思うんですよねえ、

で、あの~、優秀な子に育てたい、あるいは普通で良い、それはどちらでも良いと思うんですよねえ、

優秀な子に育てようとしてやってるお母さんでも、素敵なお母さんいるんですよねえ、

”大変ね”って、”頑張ってるね”って、”ホントにしたいのね”って、”じゃ、ママは協力するからね”って、”苦しい時は言ってね”って・・・、上手に子育て・・・、それは伸びてきますねえ、要するに、受験に関してっていう枠を考えた時に、

で、え~、世の中、普通っていうのは何だか悪いみたいですけど、普通が一番大切なことだと私は思う、

その普通の集団が大きくなって社会が出来てるんで、頑張る子供だけが多くいる社会っていうのはどういう感じだろう?、ってちょっと思ったりするんですけど、

あの~、前にも申し上げたと思うんですけど、与謝野晶子さんが、あの人クリスチャンだからねえ、世の中には、神様は一種類の人間をこの世に授けてくださったんじゃなくて、色んなタイプの人間を生み出した、

それはどうしてか?って、この地球を保持する為には色んな人が必要だから、ただ学者さんだけじゃこの地球は守れないと・・・、

まさしくこうだと思う、その自然なお母さんの愛情が・・・、う~ん、育まれて行ったら、丁度良い形に、例えばお菓子屋さんがいたり、お医者さんがいたり・・・、まあ勿論サラリーマン、会社勤めの人がいたり、工事現場の人がいたり、

それを・・・ポイントは何か?、みんなそれぞれ楽しく生活して、”幸せだなあ”と思う人間を作っていくのが、やっぱり一番ポイントかなあと思うんですね、

極端に、良い大学、良い学校に入る様な子供を育てるのが良い子育て、それは違うかな?って思うんですけど、如何でしょうか?

 

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