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【池川明 チャンネル】

第2号 生まれたいかどうか”胎児”に聞いてみた2つの実例

《内 容》

一人は中絶をしたくて来た方で、偶々”たいわ士”さん(赤ちゃんと話せる人)がいたので、「(お腹の)赤ちゃんに聞いてみる?」と聞いたら、その方は聞きたい、と仰ったんで、ご紹介したんです。

 

そしたら、お母さんは中絶するつもりで来ていたのに、赤ちゃんの答は「手術しても、しなくてもどっちでも良い」だった。

 

理由は、「産んだら産んだで旦那さんいないし、お金もないし苦労するよって。でも、産まなかったら産まないで、手術したことを後悔して一生苦労するよ、どっちの苦労を選ぶ?」だったんですよね。

 

だから、正解はないんですよ。「どちらも苦労するけど、どちらの苦労をするか、お母さんが選ぶのがとても大事で、選んだ結果、それを尊重するよ、ずっと応援するよ」、と子供が言っていた。

 

その方は結局、子供を産みましたね。結構、苦労しているとは仰ってましたけど、笑顔で仰っていたので、産んでよかったんだろうな~、って思いますね。

 

逆に、家庭環境が荒れていて、ご本人も精神的な病気を持っている方が、妊娠して「絶対産むんだ」と言って来た時に、”たいわ士”さんに聞いてもらったら、「産んじゃダメ」っていう事がありましたね。こういう事が何度かあった。

 

その子供は、「生まれる為に(お腹の中に)来たわけじゃない。お腹までちょっと来ただけだ。私を産んで育てたら、必ずお家の中が不幸になるから、産んじゃダメだ!」って。本人は産みたいって言ってたんですけど、赤ちゃんは産んじゃダメだ、っていう事もありましたね。

 

中絶を考えている方は、(お腹の赤ちゃんに)聞いた方が良いと思う。結局、分らないんですよ。子供の声が聞こえる訳ではなくて、何となくの感覚・・・、殆どの方がそうなんですけど・・・、多分、当たっている様な気がするんです。

 

私のところ(池川クリニック)では、中絶を考えられている方には、赤ちゃんに聞いてもらってます。

 

中絶する赤ちゃんが、「手術は嫌だ」って言ったら、手術は出来ないですよね。だから、「必ず(赤ちゃんの)許可をもらってきて、許可をもらってきてくれないと、申し訳ないけど手術は出来ないから・・」って。

 

そしたら、ちゃんとみんな、(赤ちゃんの)許可をもらってくるんですよ。出来るんですよ。その気になれば・・・。でも、思い込みかもしれません、本人の。

 

本当に赤ちゃんのメッセージかも知れないけど、何故か、”たいわ士”さんが赤ちゃんの話を通訳してあげると、「あ~、実は私、そう思ってました」っていうお母さんが凄く多いんですよ。という事は、殆どの人は(赤ちゃんの気持ちが)分っているという事なんですよ。

 

ただ、それを誰も後押ししてくれないし、自分でもそんな事出来ないと思っているので、何となく自分の気のせいだと思っているお母さんが多いんですけど、かなりの方がお腹に赤ちゃんがいる時に、赤ちゃんとコミュニケーションをとれているんじゃないかと思うんですね。

 

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