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【池川明 チャンネル】

第119号 サアラさんの勉強会に参加して(その4);情報処理量2000ビットの大人、4000万ビットの子供、大人は実は?

《内 容》

子供の脳の処理能力を調べてたら、正しいかどうかは別として4000万ビットを1秒間に処理してるって書いてあったんですよ、

で我々の五感は、最大限フルに使って2000ビットなんですよ、処理が・・・、

だから、4000万ビット処理できる子供が2000ビットしか解らない大人に伝える、って至難ですよね、

いや、かなり難しいと思うんですよ。だからこの2000しか解らない大人が、この子は4000万ビットで処理していて、言いたい事がイッパイあるんだって思わない限り、これは分らないんですよ・・、

で、これが今までずっと・・・、我々もずっとそうされてきた様に・・・、解らないと思われてて、でも実は解ってたみたい・・・、

っていう子達が、今度は”分かる” って多分、言い始めてるんですよ、今・・、

昔は、解るのを隠してた子達なんですよ、でも今それ”解るよ” って言う子が増えて来たんですよ・・、

だから大人からするとショックでしょうね、だから、”あっ、この子は変わってる” とか言って・・・・、

(質問)
先生みたいな方が出てきた事による影響も大きいんじゃないですか? ひょっとして・・・、このオジサンは分ってる、って思うから・・・、池川先生が出会う赤ちゃんはそうなってくるかも知れませんよね・・・、

(池川先生)
影響が出てくれると嬉しいですよね、いや、昔はしゃべらなかったのが最近は子供がよくしゃべってくれるんですよ、

それはもしかすると、(僕が)解ってるっていうことを(子供は)解ってるのかもしれませんね、

(サアラさん)
それはそうですよね、子供はそういう事をものすごく、それこそ脳が処理する過程でこの人が何を考えてるのか分かったりするから・・・、

私のところにやってくる子供達もみんなそうですよ、でもね、彼らはしゃべんないです、しゃべんんないでこのおばさんは分ってる、って思うから・・・、

(池川先生)
テレパシーを使っちゃうんですね、テレパシーは多分、情報がボンっと行こうとするんですね、ボンっと行っちゃうんですね、

(サアラさん)
そうですね、大人の人でも実は60億ビットくらい・・・、

(池川先生)
60億ビット? 1秒間?

(サアラさん)
1秒間

(池川先生)
えっ? 大人が? そんなに処理してるんですか? え~?

(サアラさん)
うんあの~、例えばアメリカの大学で研究室にいらっしゃる方達とか、チベットの高僧達とか、そういう方達は60億ビットで処理してます、

だから、子供がそんなに優れてる訳じゃないんですよ、やっぱり大人がもっと成長しなきゃいけない、それ以上に・・・、

やっぱり、子供がマックスだったら人生下り坂しかないじゃないですか、だって・・・、

(池川先生)
なるほどね~

(サアラさん)
それは悲しいものがある・・・、

(質問)
大人の可能性を狭めてるのが今の学校教育じゃないですか? 要するに枠をはめちゃってて、常識の狭いところに・・・、

(池川先生)
大人も伸びるんだ~、

(サアラさん)
伸びます、伸びます!

(池川先生)
ああスゴイ、希望が持てますねえ、え~、

(サアラさん)
やっぱり、ここにきてトレーニングするっていうこと、それも自由に・・・、

あの~、これは今の科学のスゴく良い点だと思うんですよ、あの~、放っといて社会意識の中に紛れて行ったら2000~3000ビットしか情報処理しなくなるけど・・・、

ずっと結局、研究者って、ずっと自分の探求の好奇心をず~っと満たそうと思って、ドンドン・ドンドン自由に探求していくと、結局モーレツな情報処理能力になるんですよね・・、

(池川先生)
ちょっとした事を見てすぐ分かるんですよね、そういう風になっていきますよね、確かに、

(サアラさん)
閃くじゃないですか、研究者達って・・・、

(池川先生)
60億ビットだったんですね、なるほどね~、私ももうちょっと・・、じゃあ頑張れば・・、60億はまあちょっと行かないけど・・、頑張ります!

(サアラさん)
いや~、私も頑張ります・・・、

(池川先生)
そうか~、大人も伸びるんだ~、

(サアラさん)
伸びます、伸びます、

実はスゴく、あの~、80歳を過ぎても全然遜色なく伸びますから・・・、これは面白い点ですよね・・・、

(池川先生)
そういう方達って、会話が無くても分かり合えちゃうんですかね? 同じ様な人達って・・・、

(サアラさん)
娘とは、2歳くらいの時からお話合いをよくやったんですよ、2時間半とか3時間とか・・、

価値観が全く違うので、もうどうにもすり合わせられないから・・・、しょっちゅう、じゃあこの件について話し合いをしようって言って、2歳くらいの時から、あなたもそこに座りなさいって言って・・・、

二人でここで、この点について話そうね、っていうのをやると、結構子供はしゃべるんですよね・・・、あの手この手で色々しゃべって・・・、

私、あの人(娘)が・・・、トンデモナイ語彙力が増えたんですよ、その結果。あれは、あのお話合いがスゴく良かったかな~、って・・・、

ほかの子達はもっと違う意味で・・・、長男は価値観が一緒だったんで、あんまり話をしなくても分かり合えるところがあったんですけど、

下の子はスゴく要領が良い子だったので、私の価値観を私以上に彼の方が理解していて、私に合わせ、他の人にも合わせ、っていうことが出来るので・・、そういう事は無かったんですけど、

娘だけはどうにも理解できないから、何故あなたはその選択をしたのか? から始まって、もう延々2時間半とか話をしてたんですけど・・・、

でも親御さんは、子供だって例えば兄弟がいたら一人一人個性が違う訳じゃないですか、

それを一律に仕立て上げる前にもうちょっと、お子さん一人一人に興味を持ってあげるっていうことも、すごく・・・、

(池川先生)
多分あの・・、科学の世界では、子供はこうだっていうモデルを作っちゃうんですよ、そのモデルが正しいのなら良いけど、

多分、いま見てる乳幼児の発育って、先ず生まれた時に母親と子供を切り離す、新生児室に入れるっていうところから始まって、ミルクで育った子の発育なんですよ、

で、赤ちゃんが生まれた時に抱っこして、24時間離さずに、母乳で育てて子供の訴えをよく聞いているお母さん達とは全然違うんですよ、これは知らないんですよ・・・、調べてる人がそういう発想は無いので・・・、

だから、ある偏った条件の元の発達をみんな子供に当てはめてるんですよ、これメチャクチャ無理がありますよねえ、うん・・・、

やっぱり、そんなものを相手にするよりは、自分の子供を直(じか)に見て感じて、その子供のやる事が教科書だって思った方が、絶対に育児には良いと思うんですよね、

他の子は間違ってる!、うちの子が正しいんだ!くらいのことで観て行かないと、子育てって上手く行かないんじゃないですかねえ・・・、

(サアラさん)
行かないですよねえ~・・・、

(池川先生)
だから、他の人の平均値、正しい訳じゃないんですよ、平均値をとって、うちの子と比べて、うちの子は平均と違うとか言ってるだけなんですよね、

それは、隣の子はこんなに出来るのに何であなたは出来ないの? っていう様な比較、とにかく比較の対象が必要なんですね、

”絶対の自分の子供” っていうのを観てないんですよ、それねえ、観る練習をすれば良いのにな~、って思うんですよ・・・、

(サアラさん)
まあ子供に限らず、人って、人の良い面を観るっていうのが、中々出来ない人が多いですよね~・・・、みんな減点法みたいな感じで・・・、

(池川先生)
(減点法は)マックスが決まってるじゃないですか、でも加点法だったらマックスどんどん上がっていくじゃないですか、この方が嬉しいですよねえ・・・、

 

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