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【飛谷ユミ子 チャンネル】

第71号 竹内先生との対談シリーズ3;親の期待と子供の成長

(質問)
飛谷先生の教室とか、七田さんとかに通わせる親は、何を目指して自分の子供をそこに入れてくるのか?、と・・・、

例えばその、七田さんとかに入れると、例えば、成績は天才的に上がる、っていう可能性もある訳だし、まあ、芸術的にも、例えばピアノがものスゴく上手になったりとか・・・、みんな才能が芽生えるじゃないですか・・・、

で、それは要するに、この社会的にも非常に優秀で・・・、東大とかなんとか、そういう風に学力も上がってくる、っていうことがあると思うんですね・・・、

で、そういうことをやっぱり目指して、親御さんは、自分の子供を入れてくる、っていう・・・、ことが多いですか?

(七田チャイルドアカデミー;竹内先生)
そうですね、やっぱり学校の勉強は、あの~、良くなりたいとか、記憶力をよくしたい、っていう親御さんはとても多くて、あの~、まあ、全員が全員な訳ではないんですけど・・・、昔と比べて、逆に、中学校受験とかは、増えてるんですよ・・・、

(飛谷先生)
あっ、増えてます?

(竹内先生)
何故かというと・・・、増えてるんです、あの~、情報が散乱しすぎて、お母さんは、頭の中では、勉強だけでは、あの~、幸せになれない、っていうのは・・・、薄々分ってはいるんだけども・・・、情報が氾濫、あまりにも氾濫しすぎて・・・、じゃあ・・・、それは分ってるんだけど、どうしたら良いのかは分らないんですよ・・・、

するとやっぱり、取り敢えず良い学校に行っとけば、何とかなるだろう・・・、っていうところにやっぱり、流れてるんですよね・・・、う~ん・・・、結構そういう流れが、昔と比べて、今、多く・・・、逆に強くなってる・・・感じがしますねえ・・・、

(質問)
・・・ということはやっぱり、教室としては、そこに応えるっていうことは必要になってきますよね・・・、

(竹内先生)
それに応えることもありますし・・・、でも、まあ七田が大事にしてるのは、人間力っていうのを大事にしてるので・・・、

勿論、例えば、勉強だけが出来る様になるんであれば・・・、それはもう塾に行った方が、やっぱり早いんですよ・・・、ま、即効性としては・・・、

だけど、やっぱりその、子供が23歳、24歳になった時にどんな社会人になってて欲しいのか、っていう、やっぱりイメージを、お母さんにしてもらった時に・・・、

やっぱり、社会に出て、2年目で辞める人って、ホントに半数くらいらしいんですね・・・、そん時にやっぱり必要な力っていうのは、コミュニケーション能力であったりとか、自分で考える力であったりとか、っていうのを、話をしながら・・・、そういう力を付けていきましょう、っていう話をしてはいるんですけどね・・・、

(飛谷先生)
あの~、心か、教育か、成績か・・・・、って世の中は捉えますよねえ・・・、キレイごとでは済まされないものがあるんですけど・・・、

そこの・・・、私の考えでは、心と能力って一体と思ってるんですね・・・、で、まずはまずは、その~、人間のその年齢的なものも考えて・・、脳の発達も考えて・・・、心をまず育てていく・・・、

心を育てて、安定してきますので・・・、そのね、右脳のトレーニングっていうのは、頭が良くなる様に仕向けてる訳です、脳の仕組みから言って・・・、左脳で、こっちの右脳の、右脳と大脳辺縁系と、脳幹とは繋がってますので・・・、

言ってみれば、上手にそこをトレーニング出来れば、あとの97%はここに秘めてますので・・・、連動してきたら、頭の悪い子が育つ訳はない・・・、

で、これだけだとロボットを育ててる様なものですから、心を育てる・・・、これを先にやって、トレーニングをドンドンしていったら、それはスゴい優秀な・・・、じゃあ、どうか?、具体的にどうか?・・・、

こういう事をしたいからどこの学校に行く、僕は、どうなりたいからそれを実現するんだ!・・・、そこにはイメージなんかの力もあると思うんですが・・・、

そういう育て方をしたいし、そういう指導をしていきつつ、あるかな・・、じゃ、それはどういう風にやっていくかっていうと、年齢というものを考えながら、それと、竹内先生が仰った様に、人間学、いかに人間として如何に生きるべきか・・・、っていうのも、小さい時から、躾の様に、え~、やってくと・・・、

そうするとね、輝かしい・・・、神々しい子供が、育っていくんです・・・、で、そこでも落とし穴があって・・・、じゃあ、そうならない子は何かっていうと・・・、お母さんの過干渉、過保護、過度の期待、これ、私の三大悪って・・・、お母様には失礼ですけど・・・、

これが災いすると、伸びる芽も伸びなくなちゃう、っていうね・・・、そんな感じに捉えていますし・・・、その方向で指導させて頂いてる様にやってるんですけど、如何でしょうか?・・・

(質問)
そうすると、飛谷教室に入ってくる子供はですねえ・・・、結果的には、お母さんの期待に反する様な子供になっちゃう可能性もありますねえ・・・、

(飛谷先生)
ありますねえ!・・・、それは、お母さんを慰めますけど、私が・・・、現にいましたし、あの~、お母さんはやっぱり、一流の学校を出て、一流の会社に勤めて、っていう・・・、まあ平凡な望みがあって・・・、平凡って失礼ですね・・・、そういう願いがあった様ですけど・・・、

子供は、音楽の道に進むと・・・、で、子供もその、お母さん・・・、両親はやっぱり、好きですからねえ・・・、あの~、まっ、両親が喜ぶ様な方向に行きたいと思っている子もとっても多いんですけど・・・、

自分の夢はやめられない・・という・・・、で、ある子がスパニッシュダンスが好きで、もう素晴らしく上手で、オファーも来たりして・・・、でも、父親に言ったらば、そんなもので飯は食えんぞ・・・、で悩んだ・・・、子供がね・・・、で、私はスゴく楽しみで、どういう結論、方向性を出すかなあ・・・、と思って見てたんですけど・・・、

で、お勉強も優秀な子で、まあ慶応大学に入って、その後どうなるかな~と思ったらば、やっぱりその、スパニッシュダンスというか、そういう芸術の世界が諦められなかったんでしょうけど・・・、その、慶応大学を出て、演出家になったんですね・・・、

だから、よくぞこの子も、やっぱり色々と考えたり、悩んだりしたでしょうけど・・・、自分の思いを実現させて、お母さん、お父さんの夢も実現させた様なね・・・、そういう結論を出して、あっ、これがホントの生きる道というかね、その子の選んだ人生、素晴らしいな・・・、

で、私、スゴく思うんですけれども・・・、大学を出て、自分の親も望む様な方向に・・・、優秀な子であったとしても、人生、何が起こるか分らない・・・、で、何が起こるか分らないのを、最初からコレが良い道と思わないで欲しいな・・・、

それよりも何かっていうと、転んだ時、何かアクシデントが起きた時、立ち上がれる子供・・・、そこを重視していきたいし、そういう事を子供達に話してますのでね・・・、

そんな教育を目指したいと思ってます・・・、如何でしょうねえ・・・、


 

 

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