【池川明 チャンネル】

第177号 ”お産” が良くならないと ”教育” は良くならない? ”良いお産” ってどんなお産?

《内 容》

(質問)
「お産が良くならないと教育が良くならない」

っていう、この言葉が胎内記憶を研究するきっかけだったっていう事なんですけど、

これはどういう事ですか?

(池川先生)
そうですね、え~っとねえ、1997年にロータリークラブってのに入ったんですね、

で、ロータリークラブで30分の卓話ってのがあって、いわゆるテーブルスピーチですね、

そこで講師の人を呼んできて話をしてもらうっていう企画なんですけど、

田口教育研究所の田口さんが来られて、その時に名刺交換をしたら、

「あ~先生、産婦人科医ですか? これからの教育は、お産が良くならないと良くならないんですよ」って言われたんですよ、

で、ほぼ1年も経たないうちに、 周昌院っていうお寺のお坊さん(伊藤善重師)にお会いして、まあ禅宗の方なんですけどね、

で、この方は教育に興味を持っていて、

ソニーの井深さんとか鈴木メソッドの鈴木慎一先生とか、あと変わったところでは戸塚ヨットスクールの戸塚先生とか、親交があって、

こういう教育の仕方が良いんだよ、っていう本を書いていたんですね、

で、私がもらって・・・、出版してなかった、原稿だけ貰ったので、

聞いたら、自費出版ってのは結局、自分が自分のことを認めて出してるだけなんで、誰も認めてないから、そんな本を出してもしょうがないと、

って仰ったんでね、

じゃあ私が院内の患者さん向けに印刷したいのでって言って、二回刷りなおしたんですね、

そしたらけっこう捌けたんですよ、で、評判も良くて、

そしたらお坊さんが、

「あっ、あんたが認めたってことなら本を出してもいいや」とか言って、本を出していただいてね、

で、その本の中に書いてあった一節が・・・、

良い教育ってのはどんなのか?って、本を出す時に聞かれたんですね、

良い教育ってのは、あんたはどう思うんだ?、って言うから、

良い教育ってのはまあ、成績が良くて・・・っていう様な話をしたら、

いや、そうじゃないんだと、

問題は、30歳になった時に自分らしく活き活き、自分で目標を決めて楽しく生きていられるかどうか?、自立(自律)して、

それが大事なんだ!、

もし、楽しく自分の人生を活き活きと生きてるような大人にしてくれたら、

どんな教育も良い教育だ、って言われたんですよ、

あ~、なるほど、

そこで、”お産”と”教育”、”教育”と”30歳になった時の大人”ってのが結びついたんですね、

だから今では、”良いお産”って何ですか?、って聞かれたら私は、

「30歳になった時に活き活きワクワク生きれる大人にしてくれたら、どんなお産も良いお産だ」、

って講演で言ってますから、

お産の生まれ方はどうでも良いんですよ、

帝王切開だろうか、促進剤を使おうが、そんなとこが問題ではなくて、

ちゃんと立派な大人にしてくれる、ってとこが問題なので、

立派な大人にするためには、ちゃんと産んでくれなきゃ困るから、

ああ、どんな形でも生まれてくれば良いんじゃないの?、

っていう様な捉え方をしてるんですね、

一方、普通の人はちょっと違いますよね、

例えば、良い大学に入るとか、良い高校に入るのが目的になっちゃうんですよ、

そこで何をする為にその良い大学かは忘れてしまって、

そこが目的になってる?、

お産でいくと、お産という形にこだわってる、

自然出産とか母乳育児が良いと思い込んでますから、

それ以外はダメっていう評価になっちゃうんですよ、

で、何の為に自然出産、何のために母乳育児ですか?って言ったら・・・、

ミルクで育っても帝王切開でも、良い子はいっぱいいるので、

だから良い子に育ててくれれば良いっていう目線で考えたら、

そこは飽くまでも通過点なのでどうでも良いんじゃないですか?、っていう話になるので、

そんな近視眼的なところが良い悪いじゃなくて、

もっと大局的に、妊娠・出産もそうだし、育児もそうですけど、

30歳の大人になった時に、この人がどういう人生を送ってるのかっていう目線で考えたらどうですか?、

ってのが根本にあるって事なんです、

だから私の、すべて講演会とかも、それが元(根本)なんですね、

うん、ちゃんと一人前の自立(自律)した大人になるためにはこうしたら良いですよ、っていう一つに、胎内記憶を使うと良いんじゃないんですか?、っていう方法があるだけで、

別に胎内記憶を使わなくたって、そうしてくれれば何でも良いんです、

でも、胎内記憶を使った方がそうなり易いのでね、そうしてるだけなんですけど、

という事ですよねえ、はい

(池川先生 第177号 おわり)