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【池川明 チャンネル】

第184号 看取り医療の第一人者 船戸崇史 先生を語る  なぜ、これほど多くの方が人生の最期に船戸クリニックを訪れるのか?

《内 容》

(質問)
名医とは、っていうことについて、

・病気を治してもらいたい、と同時に、
・最期をこの先生に看取ってもらいたい、と思って貰える先生こそが名医だ、

という風に書かれている方がいるんですね。

そして、いま本当に多くの方々が岐阜県の船戸クリニックを訪れて、

その前文を書いているこの方も、人生の最期を船戸先生に看取ってもらいたい、

という風に仰ってる、という事なんですが、

これほど多くの方々が、人生の最期を船戸先生に看取ってもらいたいと考える、そのお人柄っていうか理由はどういう所にある?

と、池川先生は感じられますか?っていうご質問なんですけど・・・、

(池川先生)
あ~、船戸先生自身ねえ、けっこう温かい人なので・・・、

昔はバリバリの外科医だったんですけどねえ、

それから色々と事情があって方向転換したらしいんですけど、

要するに、外科でドンドンと切ったり張ったりしてたのを、そうでない方向にっていう事で変わってきて、

いまは在宅ですよねえ、外科はもうやってらっしゃらないと思うんですけど、

で、船戸先生と一番最初にお会いしたのが、

”生き甲斐のメディカルネットワーク” っていうのがあって、

飯田史彦先生の ”生き甲斐論” ですね、

それを医療者に応用したらどうか?っていうのを、船戸先生が会を立ち上げて、全国から200人くらい集めたんですよ、その主催者なんですね、

もうあの、飯田先生の ”生き甲斐論” っていうのを・・・、当時の医療者はみんな知らなかった訳ですよね、

それを良い本だね、っていう事で広めて、集まったっていうのは、

”魂” の事を考えてる人なんですよ、

うん、”生き甲斐論” ってのは(人間は)肉体だけではないですよ、っていう事なんですね、

人間には魂というものがあって、それが人間の本体なんですよっていう事を、

まあ魂という言い方はしてなくて、意識体という言い方なんですね、

で、それを信じている船戸先生なので、

旅立つところが、「死が悲しい」ではなくて、

「魂を送り出してあげるお祝い」というか、喜ばしい出来事だよね、

っていうものを根底に捉えているので、

看取る時に、死が終わりだ、と考える先生とは全く違う関わり方をするんですよね、

だから如何に楽しく・・・、

家族の人が死に別れで「良かったね」って言えるような看取りをする、っていうのが多分、

船戸先生の・・・、まあハッキリ言ってる場合もあるし、

往診してる先ではそういう事を言ってるかどうか分からないんだけど、

多分そういう風に、皆さんが感じるようになるので、

温かい感じで見送られる、っていう事なんじゃないでしょうかね、

だからあの、私はお産で、看取るではなくて迎え入れる方なんですけど、

私も、魂があって、こっちにやって来ると考えるので、

船戸先生とは入り口と出口という違いはあるんですけど、たぶん同じなんですね、はい、

だから、名医っていう捉え方も色々な人がいると思いますけど、

この人に最期に看て欲しいっていう気持ちで、名医だとすると、

船戸先生はもうかなり、もう10,000人くらいの方を看取ってるんじゃないですか?、

かなりの方を看取ってるので、

ホントにそういう領域では、草分けの一人になるんじゃないかな?、と思いますけど、

活動は、訪問看護が主ですね、基本的には外を出回ってるんじゃないでしょうかね、

それから、もちろんガンの末期の人の為の施設も、最近、作りましたけど・・・、

”あまね”(天音の里) って言ったかな?、色んな方が集って、ガンの人たちも一緒にケアしていきましょう、っていう・・・、

ガンっていうものだけを見るんじゃなくてね、

人生というものを見るようなケアの仕方をしていくので、

やっぱり家族にとっては嬉しいんじゃないでしょうかねえ、

ご本人ももっと嬉しいと思いますけども・・・、

(池川先生 第184号 おわり)

 

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